欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、しっかり
23日の欧州外国為替市場でドル円はしっかり。22時時点では131.48円と20時時点(131.27円)と比べて21銭程度のドル高水準だった。前週分の米新規失業保険申請件数が市場予想より強い結果となったことを受け、米金利の上昇とともに買いが入った。米2年債利回りが4.00%台まで上昇するなか、一時131.66円まで本日高値を更新した。
ポンドドルは上値が重い。イングランド銀行(BOE、英中央銀行)は予想通り4.25%への利上げを発表。議事要旨では「インフレ持続の兆しがあればさらなる利上げが必要」などと伝わり、一時1.2338ドル付近まで上昇する場面も見られた。もっとも、その後は米金利の上昇を手掛かりにした売りに押され、1.2260ドル台まで失速した。なお、議事要旨では「CPIは4-6月期も大幅に低下し、2月発表の予想よりも低い水準になると予想される」などの見解も示された。
ユーロドルはさえない。22時時点では1.0873ドルと20時時点(1.0877ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。一時1.0890ドル台まで買いが入る場面があったが、全般にドルの買い戻しが入ったため、上値も重かった。
ユーロ円は22時時点では142.96円と20時時点(142.78円)と比べて18銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて、一時143.20円まで日通し高値をつけた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:130.42円 - 131.66円
ユーロドル:1.0856ドル - 1.0930ドル
ユーロ円:142.19円 - 143.20円
(岩間)
ポンドドルは上値が重い。イングランド銀行(BOE、英中央銀行)は予想通り4.25%への利上げを発表。議事要旨では「インフレ持続の兆しがあればさらなる利上げが必要」などと伝わり、一時1.2338ドル付近まで上昇する場面も見られた。もっとも、その後は米金利の上昇を手掛かりにした売りに押され、1.2260ドル台まで失速した。なお、議事要旨では「CPIは4-6月期も大幅に低下し、2月発表の予想よりも低い水準になると予想される」などの見解も示された。
ユーロドルはさえない。22時時点では1.0873ドルと20時時点(1.0877ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。一時1.0890ドル台まで買いが入る場面があったが、全般にドルの買い戻しが入ったため、上値も重かった。
ユーロ円は22時時点では142.96円と20時時点(142.78円)と比べて18銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて、一時143.20円まで日通し高値をつけた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:130.42円 - 131.66円
ユーロドル:1.0856ドル - 1.0930ドル
ユーロ円:142.19円 - 143.20円
(岩間)