欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、下げ渋り

 20日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。20時時点では131.28円と17時時点(131.05円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。17時30分前に一時130.54円まで下落する場面があったが、その後は売りも一服。米金利が急ピッチで低下幅を縮小したことに伴い、131円台半ばまで下値を切り上げた。
 なお、時間外の米10年債利回りは3.28%台から3.39%台まで、米2年債利回りは3.62%台から3.82%台まで急速に低下幅を縮めた。

 ユーロ円も下げ渋り。20時時点では140.43円と17時時点(139.68円)と比べて75銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の買い戻しにつれて、138.83円の安値から140.60円台まで反発。ダウ先物がプラス圏に浮上するなど株安の動きが一服したことも相場の下支えとなった。

 ユーロドルは20時時点では1.0696ドルと17時時点(1.0657ドル)と比べて0.0039ドル程度のユーロ高水準だった。17時30分前に1.0631ドルまで下落したが、その後は株価の反発などを手掛かりにリスクオフの動きが巻き戻され、1.0700ドル前後まで買い戻された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:130.54円 - 132.65円
ユーロドル:1.0631ドル - 1.0707ドル
ユーロ円:138.83円 - 141.85円


(岩間)
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