欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、強含み

 14日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。20時時点では133.96円と17時時点(133.54円)と比べて42銭程度のドル高水準だった。時間外の米2年債利回りが4.26%台まで大幅に上昇すると買いが強まり、一時134.33円の本日高値まで買い上げられた。もっとも、NY時間に2月米消費者物価指数(CPI)を控えるなか、一巡後は134円を割り込むなど伸び悩んでいる。

 ユーロ円は買い優勢。20時時点では143.60円と17時時点(142.74円)と比べて86銭程度のユーロ高水準だった。対ドル主導で円安が進んだ流れに沿った。足元で急速に下げた反動もありショートカバーが活発化し、一時143.83円まで上昇した。

 ユーロドルは底堅い。20時時点では1.0719ドルと17時時点(1.0688ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ高水準だった。低下して始まった独長期金利が一転上昇すると買いが進み、1.07ドル台前半まで持ち直した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:133.03円 - 134.33円
ユーロドル:1.0679ドル - 1.0735ドル
ユーロ円:142.54円 - 143.83円


(越後)
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