欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下げ渋り

 9日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。22時時点では136.28円と20時時点(136.12円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。20時過ぎに136.02円まで売りに押される場面があったが、節目の136.00円手前では売りも一服。米10年債利回りが再び4.00%台まで上昇したことも支えとなり、136.40円台まで下値を切り上げた。

 ユーロドルは上値が重い。22時時点では1.0559ドルと20時時点(1.0566ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。20時過ぎに1.0581ドルまで本日高値を更新したものの、その後は米長期金利の上昇とともにドルの買い戻しが進んだため、1.05ドル台半ばまで押し戻された。

 ユーロ円は22時時点では143.90円と20時時点(143.82円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。ドル円と同様に売り一服となり、144.10円台まで買い戻しが入る場面もあった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.02円 - 137.38円
ユーロドル:1.0538ドル - 1.0581ドル
ユーロ円:143.74円 - 144.89円


(岩間)
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