欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、じり安

【※表記を一部修正します。】

 9日の欧州外国為替市場でドル円はじり安。20時時点では136.12円と17時時点(136.83円)と比べて71銭程度のドル安水準だった。アジア時間から持ち高調整の売りが続いているほか、欧米株安を背景にリスク回避目的の売りも出た。時間外取引の米10年債利回りが一時3.97%台まで下振れ後、戻りが鈍いことも重し。136.08円まで下落幅を広げた。

 ユーロ円は軟調。20時時点では143.82円と、17時時点(144.45円)と比べて63銭程度のユーロ安水準だった。クロス円は総じてドル円同様に円高。ユーロ円は143.74円、ポンド円も161.62円、豪ドル円は89.99円、NZドル円は83.41円までそれぞれ下落した。

 ユーロドルは底堅い。20時時点では1.0566ドルと17時時点(1.0556ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドル軟化を下支えに、1.0571ドルまで小高く推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.08円 - 137.38円
ユーロドル:1.0538ドル - 1.0571ドル
ユーロ円:143.74円 - 144.89円

(関口)
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