欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、もみ合い

 8日の欧州外国為替市場でドル円はもみ合い。20時時点では137.43円と17時時点(137.47円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。時間外取引の米10年債利回りが3.97%前後まで上昇幅を縮小したことからやや重い動き。しかし、米金利先高観を背景とした一定の底堅さを維持している。

 ユーロドルは小動き。20時時点では1.0539ドルと17時時点(1.0543ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。戻りは鈍いが、米長期金利の上昇が落ち着いたことから動意は限定的。10-12月期ユーロ圏GDP確定値が前年比+1.8%と、市場予想や改定値の+1.9%から小幅に下方修正されたことには特段の反応を示していない。

 ユーロ円は、20時時点では144.84円と、17時時点(144.95円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。ドル円がやや下押し、ユーロドルも戻りが鈍いことから、ユーロ円は小幅に調整した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.06円 - 137.91円
ユーロドル:1.0525ドル - 1.0556ドル
ユーロ円:144.60円 - 145.23円

(関口)
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