欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、伸び悩み

 10日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩み。22時時点では136.70円と20時時点(136.98円)と比べて28銭程度のドル安水準だった。節目の137.00円手前で頭の重さを確認すると、米中長期金利が再び低下した影響もあって136.60円台まで上値を切り下げた。

 ユーロドルはもみ合い。22時時点では1.0594ドルと20時時点(1.0587ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。1.0590ドルを挟んだもみ合いが継続。米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑から持ち高を傾けにくい状態が続いている。

 ユーロ円は22時時点では144.82円と20時時点(145.02円)と比べて20銭程度のユーロ安水準だった。ドル円と同じく上値の重い動きとなり、144.70円台までやや売りに押された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.82円 - 136.99円
ユーロドル:1.0574ドル - 1.0606ドル
ユーロ円:143.86円 - 145.10円

(岩間)
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