欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、買い一服

 22日の欧州外国為替市場でドル円は買いが一服。22時時点では132.77円と20時時点(132.80円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。米金利上昇を手掛かりにした買いの流れが続き、一時133.00円まで上昇。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)などの重要イベントを控えるなか、その後は持ち高調整売りに押されて上値を切り下げた。

 ユーロドルも買いが一服。22時時点では1.0782ドルと20時時点(1.0791ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁がインフレ抑制に向けた姿勢を示したことを受け、ECBの利上げ長期化などを意識した買いが入った。一時は1.0800ドルまで本日高値を更新。もっとも、節目の同水準付近では上値も重くなり、その後はやや伸び悩んだ。

 ユーロ円は22時時点では143.17円と20時時点(143.31円)と比べて14銭程度のユーロ安水準だった。21時過ぎに143.63円まで上昇したが、その後はユーロドルと同様に上値が重くなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.26円 - 133.00円
ユーロドル:1.0759ドル - 1.0800ドル
ユーロ円:142.39円 - 143.63円


(岩間)
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