ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下値堅い

 28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。24時時点では130.98円と22時時点(130.66円)と比べて32銭程度のドル高水準だった。21時30分過ぎに一時130.41円まで売られたものの、前日の安値130.41円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。3月米消費者信頼感指数や3月米リッチモンド連銀製造業景気指数が予想を上回ったことも相場の下支え要因となり、23時30分前には131.18円付近まで値を戻した。

 ユーロドルは上値が重い。24時時点では1.0832ドルと22時時点(1.0839ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。21時30分過ぎに一時1.0847ドルと日通し高値を付けたものの、米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると1.0816ドル付近まで下押しした。予想を上回る米経済指標も相場の重し。

 ユーロ円は強含み。24時時点では141.88円と22時時点(141.62円)と比べて26銭程度のユーロ高水準。ドル円の持ち直しにつれた円売り・ユーロ買いが出た。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:130.41円 - 131.60円
ユーロドル:1.0796ドル - 1.0847ドル
ユーロ円:141.05円 - 142.15円

(中村)
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