米国債市場概況・12日 10年物国債利回り、3.39%に低下
12日の米国債券相場で長期ゾーンは4営業日ぶりに反発。表面利率3.500%の10年物国債利回りは前営業日比0.04%低い(価格は高い)3.39%で終えた。3月米消費者物価指数(CPI)の下振れを受けて米連邦準備理事会(FRB)が早期に利上げを停止するとの見方が広がると、債券買いが優勢となった。なお、市場では「5月2-3日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では引き続き0.25%の利上げが見込まれるものの、6月には利上げが停止される可能性が高まった」との声が聞かれた。
(中村)
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