ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下落一服

 20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下落が一服。2時時点では134.15円と24時時点(134.04円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。節目134.00円や昨日安値133.96円がサポートとして意識されて買い戻された。2時前に134.20円付近まで下値を切り上げている。
 なおメスター米クリーブランド連銀総裁の発言「政策金利を5%以上に引き上げ、しばらく維持する必要がある。ただ慎重さも必要」などが伝わっている。

 ユーロドルは伸び悩み。2時時点では1.0967ドルと24時時点(1.0979ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。週初につけた1.1000ドルの手前で上昇が一服し、持ち高調整の売りに押されて1.0960ドル台まで水準を落とした。

 ユーロ円は戻り限定。2時時点では147.13円と24時時点(147.18円)と比べて5銭程度のユーロ安水準。24時半頃に昨日安値147.05円を割り込み、147.02円まで下押しした。大台手前では下げ止まったものの、反発力は強まらなかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.01円 - 134.97円
ユーロドル:1.0934ドル - 1.0989ドル
ユーロ円:147.02円 - 147.83円


(小針)
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