ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、軟調

 20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。24時時点では134.04円と22時時点(134.28円)と比べて24銭程度のドル安水準だった。23時発表の3月米中古住宅販売件数や3月米景気先行指標総合指数が予想を下回ったことが分かると、米長期金利の低下とともにドル売りが加速。24時前に一時134.01円と日通し安値を更新した。
 米長期金利の指標である米10年債利回りは一時3.5242%前後まで低下した。

 ユーロドルは底堅い。24時時点では1.0979ドルと22時時点(1.0977ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。この日発表された米経済指標が軒並み低調な内容となったことを受けて、全般ドル売りが進行。23時過ぎに一時1.0989ドルと日通し高値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時101.63まで低下した。

 ユーロ円は弱含み。24時時点では147.18円と22時時点(147.40円)と比べて22銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落につれた売りが出て一時147.09円と日通し安値を更新した。欧米株価の下落も相場の重し。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.01円 - 134.97円
ユーロドル:1.0934ドル - 1.0989ドル
ユーロ円:147.09円 - 147.83円


(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。