ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では134.66円と24時時点(134.62円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。米・中長期金利を睨みながらの動きが継続され、金利が上昇幅を広げた場面では134.86円付近まで強含んだ。金利上昇は一服したが下押し幅は限られた。

 ユーロドルは下値が堅い。2時時点では1.0966ドルと24時時点(1.0957ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。米金利の上昇に伴い1.0951ドルまでユーロ安ドル高に傾くも、一巡後は1.0960ドル台まで持ち直すなど地合いは強いままだった。
 なおドル/スイスフランは0.8987フランを戻りの高値に伸び悩み。スイス国立銀行(SNB、中銀)のシュレーゲル副総裁の発言「SNBはさらなる利上げを排除せず」が伝わっている。

 ユーロ円は強含み。2時時点では147.66円と24時時点(147.51円)と比べて15銭程度のユーロ高水準。ニューヨーク勢の本格参入後から強まった買いの流れが続いた。2時前には147.74円まで上昇し、日通し高値147.86円に迫った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.96円 - 135.13円
ユーロドル:1.0917ドル - 1.0984ドル
ユーロ円:147.05円 - 147.86円


(小針)
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