ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、じり高

 18日のニューヨーク外国為替市場でドル円はじり高。2時時点では134.09円と24時時点(133.97円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。24時前後に下押しした場面でも133.92円付近までと、21時前につけた133.86円には届かず。下値の堅さを確認し、その後は米金利の動きを眺めながら一時134.20円近辺まで反発した。米2年債利回りは上昇に転じ、同10年債利回りも本日の低下幅を縮めている。

 ユーロドルは底堅い。2時時点では1.0970ドルと24時時点(1.0962ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円のドル買い戻しに対する反応は限られ、1.0950ドル台から1.0970ドル付近まで強含んだ。レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミストの見解「ユーロ圏経済はリセッションに陥らないだろう」も支えとなったか。

 ユーロ円は下値が堅い。2時時点では147.09円と24時時点(146.86円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。東京午前につけた146.73円や昨日安値146.67円が支持水準として意識され、146円後半では下げ渋った。ダウ平均の下げ幅縮小にも後押しされ、147.11円前後まで持ち直した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.86円 - 134.71円
ユーロドル:1.0922ドル - 1.0983ドル
ユーロ円:146.73円 - 147.38円


(小針)
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