ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、もみ合い

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。4時時点では134.40円と2時時点(134.45円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。米長期金利の上昇が一服すると、手掛かり難から134.40円付近で小幅な上下に留まった。
 なお、バーキン米リッチモンド連銀総裁の発言「インフレが目標に向かって低下しているとのさらなる証拠が必要」が伝わっている。

 ユーロドルは下げ渋り。4時時点では1.0926ドルと2時時点(1.0912ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。23時台につけた日通し安値1.0909ドルの手前で下げ止まると、持ち高調整とみられる買いで1.0920ドル台まで持ち直した。

 ユーロ円は下落が一服。4時時点では146.84円と2時時点(146.71円)と13銭程度のユーロ高水準だった。強含む豪ドル円につれる形で146.80円台まで下値を切り上げた。
 プラス圏を回復した米株指数なども背景に、豪ドル円は14日高値に並ぶ90.09円まで買われた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.63円 - 134.57円
ユーロドル:1.0909ドル - 1.1000ドル
ユーロ円:146.67円 - 147.45円


(小針)
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