ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、堅調

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。24時時点では134.54円と22時時点(134.07円)と比べて47銭程度のドル高水準だった。4月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が10.8と予想の▲18.0を大きく上回ったことが伝わると、米長期金利の上昇とともに全般ドル買いが進行。24時前に一時134.57円と3月15日以来約1カ月ぶりの高値を更新した。
 米長期金利の指標である米10年債利回りは一時3.5985%前後と3月29日以来の高水準を付けた。

 ユーロドルは軟調。24時時点では1.0914ドルと22時時点(1.0953ドル)と比べて0.0039ドル程度のユーロ安水準だった。米ニューヨーク連銀製造業景気指数の上振れをきっかけにユーロ売り・ドル買いが先行。4月NAHB住宅市場指数が45と予想の44を上回ったことも相場の重しとなり、一時1.0909ドルと日通し安値を更新した。

 ユーロ円は24時時点では146.85円と22時時点(146.85円)と同水準だった。ドル円の上昇につれた買いが入った半面、ユーロドルの下落につれた売りが出て一時146.67円と日通し安値を付ける場面があった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.63円 - 134.57円
ユーロドル:1.0909ドル - 1.1000ドル
ユーロ円:146.67円 - 147.45円


(中村)
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