ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、売り一服

 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は売りが一服。24時時点では134.62円と22時時点(134.37円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。22時30分過ぎに一時134.29円付近まで下押ししたものの、米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いが出ると下げ止まった。

 ユーロドルは底堅い動き。24時時点では1.0957ドルと22時時点(1.0950ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。20時30分過ぎに一時1.0917ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となった。23時過ぎには1.0979ドル付近まで持ち直した。欧州中央銀行(ECB)の利上げ継続が意識される中、ユーロ買いが入りやすい地合いだ。

 ユーロ円は下値が堅い。24時時点では147.51円と22時時点(147.13円)と比べて38銭程度のユーロ高水準。22時前に一時147.08円付近まで売られたものの、アジア時間に付けた日通し安値147.05円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。ドル円の下げ止まりやユーロドルの持ち直しにつれた買いも入り、147.58円付近まで値を上げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.96円 - 135.13円
ユーロドル:1.0917ドル - 1.0984ドル
ユーロ円:147.05円 - 147.86円

(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。