東京外国為替市場概況・8時 ユーロ円、伸び悩み

 26日の東京外国為替市場でユーロ円は伸び悩み。8時時点では146.79円とニューヨーク市場の終値(146.78円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。マイクロソフトやアルファベットの好決算を好感して時間外のダウ先物が70ドル超上昇し、ナスダック100先物も1%反発してスタートすると買いが先行。一時146.95円まで値を上げたが、米地銀を巡る金融システム不安が再燃するなか、その後は146.67円まで押し戻された。

 ドル円は上値が重い。8時時点では133.71円とニューヨーク市場の終値(133.76円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。早朝に一時133.90円まで上昇したものの、昨日のNY市場で米長期金利が大幅に低下したこともあり、積極的に買いを進める動きにはならず、一巡後は133.65円まで売りに押されている。

 ユーロドルは8時時点では1.0978ドルとニューヨーク市場の終値(1.0973ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.65円 - 133.90円
ユーロドル:1.0968ドル - 1.0980ドル
ユーロ円:146.67円 - 146.95円


(越後)
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