今日の株式見通し=堅調か 米国株は強くドル円は136円台に到達

 東京市場は堅調か。先週末の米国株は上昇。ダウ平均は272ドル高の34098ドルで取引を終えた。前日に500ドル超上昇した反動で小安く始まったものの、すぐにプラス転換すると上げ幅を拡大。インテルの大幅高などが好感された。ドル円は先週末に日銀の緩和スタンスを確認したことで、足元136円20銭近辺と円安に振れている。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて195円高の29065円、ドル建てが215円高の29085円で取引を終えた。

 米国株の上昇と円安を好感した買いが入ると予想する。米国ではアマゾンが決算を受けて4%近く下落したが、これを受けても主要3指数はそろって場中に強い動きを見せた。米国株が買われる中でドル高・円安が進む局面では、日本株はグローバルで見ても選好されやすくなる可能性が高い。CME225先物は29000円近辺からのスタートを示唆している。先高期待が醸成される中で売りは手控えられ、決算発表銘柄の動きが良くなることで場中も良好な地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは28900円-29200円

(小針)
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