東京外国為替市場概況・8時 ユーロ円、上値重い

 1日の東京外国為替市場でユーロ円は上値が重い。8時時点では150.03円とニューヨーク市場の終値(150.07円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。早朝取引で150.41円まで上昇したものの、2008年9月以来の高値水準とあって一巡後は利食い売りに押される形で150.03円まで上値を切り下げている。
 なお、先週末にはビスコイタリア中銀総裁から「さらなる金融引き締めが必要になるだろう」「会合ごとに慎重深く決定すべき」などの見解が示された。

 ドル円は小動き。8時時点では136.21円とニューヨーク市場の終値(136.30円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。週明けのオセアニア市場では目立った動意は見られず、136円台前半での静かな動きとなっている。

 ユーロドルは8時時点では1.1011ドルとニューヨーク市場の終値(1.1019ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。一時1.1042ドルまで上昇した後は1.1011ドルまで失速するなど、ユーロ円につれた動きとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.14円 - 136.37円
ユーロドル:1.1011ドル - 1.1042ドル
ユーロ円:150.03円 - 150.41円


(越後)
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