東京外国為替市場概況・15時 ユーロ円、堅調

 27日午後の東京外国為替市場でユーロ円は堅調。15時時点では147.81円と12時時点(147.57円)と比べて24銭程度のユーロ高水準だった。日経平均株価がプラス圏を回復し、時間外のダウ先物や上海株が底堅く推移するなか、全般リスクオンの円売りが進行。ユーロ円は一時147.94円まで上昇したほか、ポンド円は166.99円、豪ドル円は88.73円、NZドル円は82.30円までそれぞれ値を上げた。

 ドル円はじり高。15時時点では133.67円と12時時点(133.53円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが上昇に転じたほか、株高に伴う円売りも重なって一時133.77円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは15時時点では1.1059ドルと12時時点(1.1053ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の上昇につれて1.1063ドルまで買われたが、米金利上昇が上値を抑えた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.40円 - 133.77円
ユーロドル:1.1035ドル - 1.1063ドル
ユーロ円:147.33円 - 147.94円


(越後)
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