欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 3日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では135.39円と20時時点(135.54円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。4月のADP全米雇用報告発表前に135.44円まで弱含んだが、ADPの結果が市場予想よりも強かったことで、一時135.94円前後まで買い戻しが入った。しかし、買い戻しの勢いはすぐに削がれ、22時前には日足一目均衡表・転換線の135.40円を割り込み135.33円まで弱含んだ。

 ユーロドルは底堅い。22時時点では1.1038ドルと20時時点(1.1033ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。ADP発表後は小幅にユーロ売り・ドル買いに傾く場面もあったが、反応は限定的で底堅さを維持している。ユーロポンドが0.8835ポンドまでじり高となっていることも、ユーロの支えになった。

 ユーロ円は上値が重い。22時時点では149.49円と20時時点(149.57円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。ドル円、ユーロドルともにドルの上値が重いことで、ユーロ円は149円半ばから後半でもみ合いになっていたが、22時過ぎには149.44円まで下値を広げ、上値の重い動きが続いている。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.33円 - 136.63円
ユーロドル:1.0999ドル - 1.1047ドル
ユーロ円:149.44円 - 150.39円


(松井)
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