欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、売り一服

 16日の欧州外国為替市場でドル円は売りが一服。20時時点では135.81円と17時時点(135.79円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。昨日ニューヨーク時間の安値135.71円を下抜けて18時30分過ぎに135.69円まで下落したが、その後は米金利低下も一服するなかで下げ渋り。本日安値圏での推移が続いているものの、やや売りの勢いも弱まった。

 ユーロドルは伸び悩み。20時時点では1.0895ドルと17時時点(1.0888ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。ドル売りの流れに沿って一時1.0905ドルまで本日高値を更新したものの、1.09ドル台での滞空時間は短かった。4月米小売売上高などの指標や米債務上限問題を巡る協議を控えて、積極的に上値を試す展開にはなっていない。

 ユーロ円は20時時点では147.97円と17時時点(147.85円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇につれて148.10円まで買いが入ったが、昨日高値の148.18円手前では買いも一服となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.69円 - 136.12円
ユーロドル:1.0863ドル - 1.0905ドル
ユーロ円:147.61円 - 148.10円


(岩間)
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