欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、底堅い

 15日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。20時時点では136.12円と17時時点(135.96円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。欧米株価指数が底堅く推移していることを支えに、投資家のリスク許容度改善を意識した買いが入った。18時30分過ぎには一時136.33円まで本日高値を更新する場面も見られた。

 ユーロ円は底堅い。20時時点では148.07円と17時時点(147.84円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。株高を手掛かりにした円安が進み、一時148.17円まで上昇。ポンド円も170.31円まで上値を伸ばすなど、クロス円は総じてしっかりだった。

 ユーロドルは下値が堅い。20時時点では1.0878ドルと17時時点(1.0874ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。17時過ぎに1.0880ドルの日通し高値をつけた後、いったんは1.0850ドル台まで調整売りが入ったが、その後は再び高値圏まで反発。前週末に約1カ月ぶりの安値をつけた後とあって、下値ではユーロを買い戻す動きが見られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.59円 - 136.33円
ユーロドル:1.0846ドル - 1.0880ドル
ユーロ円:147.21円 - 148.17円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。