欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、底堅い

 12日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。22時時点では134.98円と20時時点(134.66円)と比べて32銭程度のドル高水準だった。米2・10年債利回りが上昇幅を拡大すると買いが再開し、一時135.05円と本日高値を付けた。一巡後は134.89円付近まで伸び悩む場面があったが、下値は極めて限定的となっている。
 なお、4月米輸入物価指数は前月比で+0.4%と予想の+0.3%を若干上回ったが、相場への影響は限られた。

 ユーロドルは軟調。22時時点では1.0887ドルと20時時点(1.0905ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準だった。欧州序盤からの売りが継続する形で一時1.0881ドルまで下値を広げ、4月11日以来、約1カ月ぶりの安値を付けた。

 ユーロ円は22時時点では146.95円と20時時点(146.85円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルが下げた半面、ドル円が上昇したため下値は堅かった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:134.40円 - 135.05円
ユーロドル:1.0881ドル - 1.0935ドル
ユーロ円:146.75円 - 147.47円

(越後)
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