欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下値堅い

 9日の欧州外国為替市場でドル円は下値が堅い。22時時点では135.19円と20時時点(134.79円)と比べて40銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが低下幅を縮めると買いが優勢となり、135円台を回復。一時135.20円付近まで反発した。市場では「引き続きオプションが観測されている135.00円を挟んで方向感が定まっていない」との声が聞かれている。

 ユーロドルはさえない。22時時点では1.0950ドルと20時時点(1.0979ドル)と比べて0.0029ドル程度のユーロ安水準だった。昨日の海外市場からの売りの流れが継続。米長期金利の低下幅縮小も嫌気され、一時1.0949ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は22時時点では148.03円と20時時点(147.99円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの下落につれる形で147.89円まで値を下げたが、ドル円が反発すると売りは一服した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:134.72円 - 135.32円
ユーロドル:1.0949ドル - 1.1006ドル
ユーロ円:147.89円 - 148.69円

(越後)
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