欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、買い優勢

 5日の欧州外国為替市場でドル円は買い優勢。22時時点では134.95円と20時時点(134.21円)と比べて74銭程度のドル高水準だった。4月米雇用統計では非農業部門雇用者数変化、失業率、平均時給などが軒並み市場予想より強い結果となり、指標発表後は米金利の上昇とともにドル買いで反応した。米10年債利回りが3.45%台まで上昇幅を拡大するなか、一時135.12円まで本日高値を更新した。

 ユーロドルは軟調。22時時点では1.0977ドルと20時時点(1.1025ドル)と比べて0.0048ドル程度のユーロ安水準だった。米雇用統計後は全般にドル買いが強まった流れに沿って、一時1.0967ドルまで下押しした。

 ユーロ円は強含み。22時時点では148.14円と20時時点(147.97円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とユーロドルの影響を同時に受けたことで値幅は限られたが、一時148.29円まで本日高値を更新。米雇用統計後もダウ先物が堅調地合いを維持していることが相場の支えとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.89円 - 135.12円
ユーロドル:1.0967ドル - 1.1048ドル
ユーロ円:147.69円 - 148.29円

(岩間)
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