欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、伸び悩み

 8日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩み。22時時点では135.05円と20時時点(135.02円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。米2・10年債利回りが上昇幅を広げる動きを見せると買いが強まり、一時135.23円付近まで値を上げた。ただ、本日高値の135.30円に届かず、一巡すると再び135円を割り込む場面も見られた。市場では「135.00円に観測されているオプションが意識されて上値が抑えられている可能性がある」との指摘があった。

 ユーロドルはやや頭が重い。22時時点では1.1037ドルと20時時点(1.1048ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロクロスの下落が重しとなり、20時過ぎに付けた1.1051ドル付近を戻り高値に伸び悩んだ。

 ユーロ円は小安い。22時時点では149.05円と20時時点(149.17円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。ユーロ豪ドルなどその他ユーロクロスが一段安となった影響から若干上値を切り下げている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:134.64円 - 135.30円
ユーロドル:1.1014ドル - 1.1054ドル
ユーロ円:148.57円 - 149.27円


(越後)
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