欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、軟調

 15日の欧州外国為替市場でドル円は軟調。20時時点では155.73円と17時時点(156.09円)と比べて36銭程度のドル安水準だった。4月米消費者物価指数(CPI)の発表を今晩に控えて持ち高調整の売りが優勢となり、一時155.58円まで下げ足を速めた。13日安値の155.52円を前に下げ止まると155.80円台まで下げ渋ったが、戻りは鈍い。

 ユーロ円は軟調。20時時点では168.57円と17時時点(168.99円)と比べて42銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落に引きずられる形で一時168.49円まで売り込まれた。また、ポンド円は196.14円、豪ドル円は103.31円、カナダドル円は114.16円まで下げている。

 ユーロドルは20時時点では1.0824ドルと17時時点(1.0826ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。1.0835ドルまで上げたが、ユーロ円が下落した影響から上値は限られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:155.58円-156.56円
ユーロドル:1.0813ドル-1.0835ドル 
ユーロ円:168.49円-169.40円


(越後)
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