欧州外国為替市場概況・20時 ドル円 下げ渋る

 21日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋る。20時時点では156.22円と17時時点(156.22円)とほぼ同水準だった。16時過ぎにつけた156.03円を安値に下げ渋り156円大台割れは回避したが、全体的にドルがやや重い動きになっていることもあり、156円前半で戻りが鈍い。手がかりが乏しいこともあり、値動きは限定的。

 ユーロドルは小じっかり。20時時点では1.0866ドルと17時時点(1.0864ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが4.42%前後までやや低下気味に推移し、ドルが重い動きとなり1.0875ドルまでじり高となるも、先週後半から1.0900ドルを前に伸び悩む相場展開が続いている。

 ユーロ円は20時時点では169.76円と17時時点(169.73円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。169.70円台を中心に169円後半の狭いレンジ内での振幅にとどまった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.03円 - 156.55円
ユーロドル:1.0851ドル - 1.0875ドル
ユーロ円:169.50円 - 169.94円


(金)
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