欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、売り一服

 22日の欧州外国為替市場でユーロドルは売りが一服。22時時点では1.0832ドルと20時時点(1.0837ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。NY勢の参入後も米金利の上昇に伴うドル買いが先行。米10年債利回りが4.45%台まで上昇幅を拡大するなか、一時1.0822ドルまで下押しした。もっとも、その後は1.0830ドル台で下げ渋っており、一方的に下値を探る動きにはなっていない。

 ドル円は底堅い。22時時点では156.54円と20時時点(156.42円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。昨日高値の156.55円を上抜けて一時156.61円まで値を上げた。目先は14日高値の156.74円が上値の目処として意識されそうだ。

 ユーロ円は22時時点では169.56円と20時時点(169.52円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの下落につれて169.45円の安値まで下押ししたが、その後は売りも一服した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.11円-156.61円
ユーロドル:1.0822ドル-1.0864ドル
ユーロ円:169.45円-169.93円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。