東京外国為替市場概況・12時 ドル円 153円手前でもみ合い

 13日の東京外国為替市場でドル円は153円手前でもみ合い。12時時点では152.90円とニューヨーク市場の終値(152.63円)と比べて27銭程度のドル高水準だった。日銀短観の10-12月大企業製造業業況判断が予想を上回っても来週の日銀利上げ観測が高まらなかったことを受けて進み始めた円売りの流れが継続。ただ、11月27日以来の153円台回復を目前とした152.96円を上値にいったん足踏み。152.65円前後へ下押す場面もあった。

 ユーロ円は伸び悩み。12時時点では159.95円とニューヨーク市場の終値(159.78円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。10時前につけた160.25円を目先の上値にいったん頭打ち。ドル円の上昇が足踏み状態となり、ユーロドルも重い動きとなるなか、一時159.72円前後へ下押した。

 ユーロドルは上値が重い。12時時点では1.0460ドルとニューヨーク市場の終値(1.0468ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。揺り戻しは10時前の1.0481ドルまでで一巡し、1.0460ドルまで下値を探った。目先の下値の節目と思われた2日安値1.0461ドルをわずかながら割り込んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.46円 - 152.96円
ユーロドル:1.0460ドル - 1.0481ドル
ユーロ円:159.65円 - 160.25円

(関口)
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