東京外国為替市場概況・10時 ドル円、下値堅い

 25日の東京外国為替市場でドル円は下値が堅い。10時時点では139.40円とニューヨーク市場の終値(139.47円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。朝方の格付け会社フィッチによる米格下げの可能性指摘で138.83円まで下振れた値幅を帳消しにする動きとなり、早朝につけた139.47円に並ぶ水準まで戻した。安寄りした日経平均株価がプラスへ転じたことや、5・10日(ゴトー日)仲値のフローも支援となったもよう。

 ユーロ円も戻す。10時時点では149.85円とニューヨーク市場の終値(149.93円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。ドル円同様に下振れ後の戻りが一時149.90円付近と、150円回復を意識させるところまで進んだ。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0750ドルとニューヨーク市場の終値(1.0750ドル)と比べて横ばいだった。昨日NY終値付近の安値圏でもみ合い。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.83円 - 139.47円
ユーロドル:1.0742ドル - 1.0757ドル
ユーロ円:149.30円 - 149.95円

(関口)
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