欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 24日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では138.69円と20時時点(138.51円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。マッカーシー米下院議長が「債務上限協議は建設的であり、本日も交渉を行う」と楽観的な発言をし、米10年債利回りが3.66%台から3.68%台まで低下幅を縮小したことで、一時138.77円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは強含み。22時時点では1.0789ドルと20時時点(1.0751ドル)と比べて0.0038ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが一時3.66%台まで低下した局面では、ロンドン序盤の安値1.0748ドルから1.0801ドルまで上値を伸ばした。
 ユーロNZドルは1.7619NZドル、ユーロポンドは0.8706ポンド、ユーロカナダドルは1.4619カナダドルまでそれぞれ上昇した。

 ユーロ円は22時時点では149.64円と20時時点(148.91円)と比べて73銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルやドル円の上昇を受けて、149.74円まで上値を伸ばした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.23円 - 138.77円
ユーロドル:1.0748ドル - 1.0801ドル
ユーロ円:148.84円 - 149.74円

(山下)
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