今日の株式見通し-堅調か 米国株は上昇しエヌビディアが大幅高
東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は153ドル高の33061ドルで取引を終えた。5月ADP民間部門雇用者数が強い結果となったことで金融引き締め長期化が意識され、序盤には200ドル超下げる場面もあった。しかし、5月ISM製造業PMIが予想を下回る結果となったことで過度な警戒が後退。早い時間にプラス圏に浮上すると、その後も上げ幅を広げた。債務上限停止法案が下院で可決し、デフォルト懸念が後退したことも、リスク選好ムードを高めた。ドル円は足元138円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて250円高の31400円、ドル建てが260円高の31410円で取引を終えた。
米国株は3指数がそろって上昇し、引け味も良かった。ナスダックが1.3%高と3指数の中で最も強く、エヌビディアが5%超上昇している。CME225先物も高寄りを示唆しており、日本株は米国株の上昇を素直に好感する流れになると予想する。本日、米国では5月雇用統計が発表されるが、米国株にこれを警戒する動きが見られなかったことから、売りは仕掛けづらい。上院での債務上限停止法案の採決は早ければ本日2日になる見通しで、こちらは期待材料となる。米雇用統計待ちで場中の動意は限られそうだが、下げづらく上げやすい地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは31300円-31600円
米国株は3指数がそろって上昇し、引け味も良かった。ナスダックが1.3%高と3指数の中で最も強く、エヌビディアが5%超上昇している。CME225先物も高寄りを示唆しており、日本株は米国株の上昇を素直に好感する流れになると予想する。本日、米国では5月雇用統計が発表されるが、米国株にこれを警戒する動きが見られなかったことから、売りは仕掛けづらい。上院での債務上限停止法案の採決は早ければ本日2日になる見通しで、こちらは期待材料となる。米雇用統計待ちで場中の動意は限られそうだが、下げづらく上げやすい地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは31300円-31600円