今日の株式見通し=軟調か 米国株は債務上限問題を警戒して下落

 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は231ドル安の33055ドルで取引を終えた。債務上限問題に関する進展が乏しく、3指数がそろって終盤にかけて下げ幅を広げた。ドル円は足元138円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて170円安の30680円、ドル建てが125円安の30725円で取引を終えた。

 米国株安を嫌気した売りに押されると予想する。日経平均が8連騰していた間には米国株安を跳ね返して上昇した日もあったが、きのうは後場に相場が急変して下げており、高値警戒感が意識されやすい局面。CME225先物も大幅安スタートを示唆しており、日本株だけが強かった相場はいったん終了した可能性が高い。短期的には直近の上げが大きかった分の反動を警戒する必要がある。買いは手控えられ、下押し圧力の強い地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは30500円-30850円
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