今日の株式見通し-横ばいか 米国株は下落も円安進行が下支え
東京市場は横ばいか。米国株は下落。ダウ平均は336ドル安の33012ドルで取引を終えた。市場予想を下回る4月小売売上高やホーム・デポのさえない決算などを受けて景気減速が意識された。ダウ平均の下げが大きかった一方、長期金利の上昇を受けてもアルファベットやアマゾンなど主力グロース株が強く、ナスダックは小幅な下落にとどまった。ドル円は足元136円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて30円高の29870円、ドル建てが45円高の29885円で取引を終えた。
ダウ平均が大きめの下げとなっており、上値追いには慎重になると思われる。一方、為替は円安に振れており、この点は日本株のサポート要因となる。足元の日本株は基調が非常に強く、CME225先物は下落スタートを示唆していない。これらの点から下値も堅いと考える。米国ではテクノロジー株が強く、円安と併せてハイテク株が相対的に強い動きとなりそうだ。日経平均は3万円を試しに行く場面もあるかもしれない。ただ、節目に到達すれば利益確定売りも出てくるであろうから、乗せたとしても最終的には小動きで終えると予想する。日経平均の予想レンジは29700円-30050円
ダウ平均が大きめの下げとなっており、上値追いには慎重になると思われる。一方、為替は円安に振れており、この点は日本株のサポート要因となる。足元の日本株は基調が非常に強く、CME225先物は下落スタートを示唆していない。これらの点から下値も堅いと考える。米国ではテクノロジー株が強く、円安と併せてハイテク株が相対的に強い動きとなりそうだ。日経平均は3万円を試しに行く場面もあるかもしれない。ただ、節目に到達すれば利益確定売りも出てくるであろうから、乗せたとしても最終的には小動きで終えると予想する。日経平均の予想レンジは29700円-30050円