今日の株式見通し=米CPIの発表を前に様子見か
東京市場はしっかりか。米国株は下落。ダウ平均は56ドル安の33561ドルで取引を終えた。ウィリアムズNY連銀総裁が年内の利下げ転換に否定的な見解を示したことや、債務上限問題に対する懸念などから、売りが優勢となった。ただ、4月消費者物価指数(CPI)の発表を前に、全般的に様子見姿勢が強かった。ドル円は足元135円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて15円安の29225円、ドル建てが5円高の29245円で取引を終えた。
日本株も米CPIの発表を前に様子見姿勢が強まると予想する。米国株は下げたとはいえ小動きで、予想できた反応。決算を材料とした個別物色は引き続き活況が見込まれる。きのうは日経平均とTOPIXが年初来高値を更新しており、どちらかというと売りの方が手控えられるだろう。ただ、米国ではウィリアムズNY連銀総裁から利下げをけん制する発言が出てきており、CPIが強かった場合には今晩の米国株はネガティブな反応が大きくなる可能性がある。売り手が不在であっても指数はきのうのようにガンガン上がって行く展開は期待しづらく、場中は小高い水準でのもみ合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは29150円-29400円
日本株も米CPIの発表を前に様子見姿勢が強まると予想する。米国株は下げたとはいえ小動きで、予想できた反応。決算を材料とした個別物色は引き続き活況が見込まれる。きのうは日経平均とTOPIXが年初来高値を更新しており、どちらかというと売りの方が手控えられるだろう。ただ、米国ではウィリアムズNY連銀総裁から利下げをけん制する発言が出てきており、CPIが強かった場合には今晩の米国株はネガティブな反応が大きくなる可能性がある。売り手が不在であっても指数はきのうのようにガンガン上がって行く展開は期待しづらく、場中は小高い水準でのもみ合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは29150円-29400円