今日の株式見通し=小動きか 米国株は方向感が定まらず
東京市場は小動きか。米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇。ダウ平均は55ドル安の33618ドルで取引を終えた。翌日に4月消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見姿勢の強い展開。S&P500とナスダックは前日終値近辺で一進一退が続いた後、終盤にかけては買いが優勢となった。一方、ダウ平均は序盤に水準を切り下げた後は、マイナス圏で動意が乏しかった。ドル円は足元135円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて100円高の29050円、ドル建てが115円高の29065円で取引を終えた。
きのうの日経平均は下落はしたものの、後場の値幅は限られ、米国株の動向を見極めたいという雰囲気が強かった。その米国株がまちまちとなったことで、様子見姿勢が強まると予想する。米国の金利動向を占う意味で、あす発表される米CPIの注目度は高い。決算発表銘柄を中心に個別物色は活況が見込まれ、下値は堅いと考える。ナスダックが終値ベースで年初来高値を更新していることや、ドル円が落ち着いていることなどは、日本株の下支え要因として期待できる。一方、きのう29000円を割り込んでしまったことから、上値は積極的に追いづらい。きょうは前日終値近辺でのもみ合いに終始することになるだろう。日経平均の予想レンジは28800円-29100円
きのうの日経平均は下落はしたものの、後場の値幅は限られ、米国株の動向を見極めたいという雰囲気が強かった。その米国株がまちまちとなったことで、様子見姿勢が強まると予想する。米国の金利動向を占う意味で、あす発表される米CPIの注目度は高い。決算発表銘柄を中心に個別物色は活況が見込まれ、下値は堅いと考える。ナスダックが終値ベースで年初来高値を更新していることや、ドル円が落ち着いていることなどは、日本株の下支え要因として期待できる。一方、きのう29000円を割り込んでしまったことから、上値は積極的に追いづらい。きょうは前日終値近辺でのもみ合いに終始することになるだろう。日経平均の予想レンジは28800円-29100円