今日の株式見通し-軟調か 米国株は下落、場中は米国の法案採決にらみ
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は134ドル安の32908ドルで取引を終えた。4月JOLTS求人件数が市場予想を上回る強い結果となったことで金融引き締め長期化が意識され、序盤には300ドル超下げる場面があった。ただ、ジェファーソンFRB理事から6月FOMCでの利上げ見送りを示唆する発言が出てきたことなどから、下げ幅を縮めて終えた。米長期金利は低下しており、ドル円は足元139円20銭近辺とドル安・円高に振れている。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて70円安の30780円、ドル建てが60円安の30790円で取引を終えた。
米国株安を受けて、売りが先行することになるだろう。米下院での債務上限引き上げ法案の採決の結果が東京時間に判明するとみられており、場中の動きは荒くなる可能性がある。可決されれば買い材料になるとみるが、まだ上院での採決もあり、今晩の米国株の反応を見極めたいところでもある。否決された場合には、ネガティブな反応が大きくなると想定される。米国ではエヌビディアが5%を超える下落となっており、この点も警戒材料。米法案の採決結果次第ではあるが、ややリスク回避ムードが高まりそうで、下押し圧力の強い地合いを予想する。日経平均の予想レンジは30500円-31100円
米国株安を受けて、売りが先行することになるだろう。米下院での債務上限引き上げ法案の採決の結果が東京時間に判明するとみられており、場中の動きは荒くなる可能性がある。可決されれば買い材料になるとみるが、まだ上院での採決もあり、今晩の米国株の反応を見極めたいところでもある。否決された場合には、ネガティブな反応が大きくなると想定される。米国ではエヌビディアが5%を超える下落となっており、この点も警戒材料。米法案の採決結果次第ではあるが、ややリスク回避ムードが高まりそうで、下押し圧力の強い地合いを予想する。日経平均の予想レンジは30500円-31100円