ロンドン為替見通し=来週にECB会合、FOMCも控えるなか様子見ムードでNYの動き待つ状態

 ロンドンタイムは1-3月期ユーロ圏域内総生産(GDP)発表が予定されている。ただ、確定値でありおおむね前回5月16日発表の改定値並みの市場予想(前期比横ばい/前年比+1.2%)程度の数字を前提に大きな振れの有無を一応ケアするぐらいか。

 15日に予定されている欧州中央銀行(ECB)会合のブラックアウト期間(金融政策に関する情報発信を控える期間)入りを前に、消費者調査の期待インフレ率が低下した一方、タカ派の姿勢を示すECB高官発言が目立つ強弱交錯した状況を経て、次第に動きを落ち着かせていく時間帯といえる。現地14日結果公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか、FRBもブラックアウト期間入りしていることが金融市場全般の動意を抑制しそう。

 ユーロドルは日足一目均衡表・転換線1.0707ドル絡みのテクニカル的にも神経質な推移で、金融政策イベントやそれを前に関連した思惑の振れで今後の値動きの方向性を探る状態。基本的に様子見姿勢でNYタイムを待つ格好だろう。


想定レンジ上限
・ユーロドル:日足一目均衡表・雲の下限1.0806ドル。

想定レンジ下限
・ユーロドル:5月31日安値1.0635ドル。

(関口)
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