NY株見通し-5月消費者物価指数(CPI)に注目
今晩のNY市場は5月消費者物価指数(CPI)に注目。昨日はS&P500が「強気相場」入りし、先高観が強まるなか、14日に結果が公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げがスキップされるとの見通しも支援となり主要3指数がそろって上昇。ダウ平均が5営業日続伸し、S&P500とナスダック総合もともに3営業日続伸した。S&P500は昨年8月高値を上回り、終値と日中高値で昨年4月以来の水準を回復した。
今晩の取引では、翌日にFOMCの結果公表を控えるなか、寄り前に発表される米5月消費者物価指数(CPI)に注目が集まる。5月CPIは前年比+4.1%と4月分の+4.9%から鈍化が見込まれており、前月比でも4月+0.4%から+0.2%へ伸びが鈍化すると予想されている。予想通りの鈍化となれば、6月FOMCでの利上げスキップ見通しが支援となることが期待される一方、強い結果となった場合は利上げの長期化懸念が相場の重しとなりそうだ。
今晩の米経済指標は5月消費者物価指数 (CPI)のほか、5月NFIB中小企業楽観度指数など。主要な企業の決算発表はないが、ホーム・デポが投資家説明会を開催する。(執筆:6月13日、14:00)
今晩の取引では、翌日にFOMCの結果公表を控えるなか、寄り前に発表される米5月消費者物価指数(CPI)に注目が集まる。5月CPIは前年比+4.1%と4月分の+4.9%から鈍化が見込まれており、前月比でも4月+0.4%から+0.2%へ伸びが鈍化すると予想されている。予想通りの鈍化となれば、6月FOMCでの利上げスキップ見通しが支援となることが期待される一方、強い結果となった場合は利上げの長期化懸念が相場の重しとなりそうだ。
今晩の米経済指標は5月消費者物価指数 (CPI)のほか、5月NFIB中小企業楽観度指数など。主要な企業の決算発表はないが、ホーム・デポが投資家説明会を開催する。(執筆:6月13日、14:00)