東京外国為替市場概況・10時 ユーロ円、弱含み

 14日の東京外国為替市場でユーロ円は弱含み。10時時点では151.09円とニューヨーク市場の終値(151.34円)と比べて25銭程度のユーロ安水準だった。寄り付き後に460円高近くまで上昇していた日経平均株価が180円超高まで上げ幅を縮めるにつれて利食い売りが先行。ユーロ円は一時151.08円まで下げたほか、ポンド円は176.51円、カナダドル円は105.16円まで下押しした。

 ドル円も弱含み。10時時点では140.03円とニューヨーク市場の終値(140.22円)と比べて19銭程度のドル安水準だった。一時140.01円まで下押しした。日経平均株価の失速に伴うクロス円の下げにつれたうえ、3.82%台まで上昇していた時間外の米10年債利回りが3.80%台まで一転低下したことも重し。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0790ドルとニューヨーク市場の終値(1.0793ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。円主導の動きとなったため動意は薄い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.01円 - 140.28円
ユーロドル:1.0786ドル - 1.0797ドル
ユーロ円:151.08円 - 151.37円


(越後)
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