ドル円、買い優勢 FOMC金利見通しではあと2回の利上げ示唆

 ドル円は買いが優勢。米連邦準備理事会(FRB)は13-14日開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場予想通りFFレートの誘導目標を5.00-5.25%に据え置いた。ただ、経済見通しでは参加者による2023年末の政策金利の予想が中央値で5.6%と3月の5.1%から引き上げられた。FOMC参加者は年内の利下げ転換に慎重なため、この水準が実質的に利上げの「到達点」を示すとみられており、0.25%の利上げがあと2回実施されることが示唆された。市場は米金利の上昇とともにドル買いで反応し、一時140.18円付近まで値を上げている。

(中村)
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