欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、軟調

 20日の欧州外国為替市場でドル円は軟調。20時時点では141.42円と17時時点(141.77円)と比べて35銭程度のドル安水準だった。ナイト・セッションの日経平均先物や欧州株が下落したことを背景にクロス円とともにリスク回避の売りが進行。米長期金利の上昇幅縮小も重しとなり、昨日安値の141.44円を下抜けて141.36円まで下げ足を速めた。

 ユーロ円は売り優勢。20時時点では154.54円と17時時点(155.14円)と比べて60銭程度のユーロ安水準だった。日欧株安を手掛かりに全般円高が進んだ流れに沿った。ユーロ円は154.52円まで下落したほか、ポンド円は180.42円、豪ドル円は96.00円、NZドル円は87.33円まで下押しした。

 ユーロドルは伸び悩み。20時時点では1.0928ドルと17時時点(1.0943ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。欧州序盤に1.0946ドルまで上昇したが、ユーロ円が下落した影響から1.0920ドル台まで上げ幅を縮めた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:141.36円 - 142.25円
ユーロドル:1.0911ドル - 1.0946ドル
ユーロ円:154.52円 - 155.38円


(越後)
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