欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、軟調

 13日の欧州外国為替市場でドル円は軟調。22時時点では139.15円と20時時点(139.54円)と比べて39銭程度のドル安水準だった。5月米消費者物価指数(CPI)は市場予想をわずかに下回る結果となり、コア指数は予想通りの結果となった。発表直後こそ上下に振れて瞬間的に139.95円まで値を上げたものの、インフレ鈍化を確認すると米金利の低下とともにドル売りが進んだ。一時139.06円まで本日安値を更新した。

 ユーロドルは強含み。22時時点では1.0814ドルと20時時点(1.0798ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。米指標までは持ち高調整売りに押されていたが、CPIの発表後はドル売りの流れに沿って1.0823ドルの高値まで再度買い戻された。

 ユーロ円は22時時点では150.48円と20時時点(150.69円)と比べて21銭程度のユーロ安水準だった。ドル円と同じく瞬間的に150.92円まで上振れるなど荒い値動きとなった。もっとも、発表直後の一時的な反応が落ち着くと、ドル絡みの取り引きが中心となる中で150円台半ばでのもみ合いに転じた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.06円 - 139.95円
ユーロドル:1.0756ドル - 1.0823ドル
ユーロ円:150.04円 - 150.92円

(岩間)
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