欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 9日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では139.29円と20時時点(139.52円)と比べて23銭程度のドル安水準だった。カナダ5月の雇用統計の悪化を受けて、米10年債利回りが3.76%台から3.71%台まで低下したことで、139.03円前後まで弱含んだ。

 加ドル円は、カナダ5月の新規雇用者数が1.73万人減少し、失業率が5.2%だったことを嫌気して104.11円前後まで弱含みに推移した。ドル/加ドルは1.3358加ドル前後まで加ドル安に推移した。

 ユーロドルは小幅高。22時時点では1.0767ドルと20時時点(1.0761ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りの低下を受けて1.0784ドル前後まで一時上昇した。また、ポンドドルは一時1.2579ドルまで上値を伸ばした。

 ユーロ円は弱含み。22時時点では149.97円と20時時点(150.15円)と比べて18銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落を受けて、149.89円前後まで軟調に推移した。

 オセアニア通貨は堅調推移。豪ドル/ドルは0.6740ドル、豪ドル円は93.89円、NZドル/ドルは0.6129ドル、NZドル円は85.36円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.76円 - 139.73円
ユーロドル:1.0757ドル - 1.0785ドル
ユーロ円:149.64円 - 150.44円



(山下)
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