欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、さえない

 14日の欧州外国為替市場でドル円はさえない。22時時点では139.69円と20時時点(140.00円)と比べて31銭程度のドル安水準だった。5月米卸売物価指数(PPI)は総じて市場予想を下回る結果となった。指標発表後は米金利の低下とともにドル売りが強まり、一時139.63円まで本日安値を更新した。

 ユーロドルは買い継続。22時時点では1.0831ドルと20時時点(1.0806ドル)と比べて0.0025ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢参入後からの買いの流れが継続。米指標後にはドル売りが強まったこともあり、一時1.0834ドルと5月18日以来の高値を更新した。

 ユーロ円はもみ合い。22時時点では151.30円と20時時点(151.29円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。ドル絡みの取引が中心となったこともあり、151円台前半で方向感が出なかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.63円 - 140.28円
ユーロドル:1.0774ドル - 1.0834ドル
ユーロ円:150.92円 - 151.37円

(岩間)
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