欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下げ渋り

 20日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。22時時点では141.48円と20時時点(141.42円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。欧州序盤からの円高の流れが継続。米10年債利回りが低下に転じたことも売りを促し、一時141.29円まで下げ幅を広げた。もっとも、一巡後は押し目買いの動きに。5月米住宅着工件数や5月米建設許可件数が予想を大きく上回ると一時141.62円付近まで反発した。

 ユーロドルは上値が重い。22時時点では1.0919ドルと20時時点(1.0928ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。独長期金利の低下に伴う売りに押される形で日通し安値となる1.0910ドルまで下押しした。また、英長期金利も大幅に低下したため、ポンドドルも1.2726ドルまで値を下げている。

 ユーロ円は22時時点では154.48円と20時時点(154.54円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。欧州序盤からのさえない展開が続き、独金利低下も重しに一時154.37円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:141.29円 - 142.25円
ユーロドル:1.0910ドル - 1.0946ドル
ユーロ円:154.37円 - 155.38円


(越後)
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