ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では143.86円と24時時点(143.74円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。NY勢の本格参入後に強まった買いの流れに沿って、一時143.87円まで昨年11月以来の高値を更新。米10年債利回りが3.75%台まで低下幅を縮めたことも相場の支えとなった。

 ユーロ円も底堅い。2時時点では156.61円と24時時点(156.42円)と比べて19銭程度のユーロ高水準だった。全般に円売りが進んだ影響から156.60円台まで下値を切り上げた。アジア時間につけた高値156.83円や昨日高値の156.93円なども視野に入れた動きとなっている。

 ユーロドルは小動き。2時時点では1.0886ドルと24時時点(1.0882ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。1.0880ドル台を中心とした狭いレンジ内推移が続いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.72円 - 143.87円
ユーロドル:1.0845ドル - 1.0959ドル
ユーロ円:155.06円 - 156.83円

(岩間)
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